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AI議事録取れる君レビュー:お試しは月3時間まで。超えた分は1時間1,320円、日本語の会議で使えるか

AI議事録取れる君レビュー:お試しは月3時間まで。超えた分は1時間1,320円、日本語の会議で使えるか
目次

AI議事録取れる君の料金表で、まず見たいのは「定額の時間を超えたらいくらか」です。お試しプランは月1,380円(税抜、税込1,518円)で、含まれる録音は3時間。超えた分は1分22円、つまり1時間で1,320円かかります。[1] 基本料金を時間で割ると1時間あたり506円ほどなので、超過分は2.6倍の単価です。

運営は株式会社ALMで、公式サイトは、Zoom・Google Meet・Microsoft Teamsの会議にこのサービスを招待して発言を記録する使い方と、音声・動画ファイルの取り込みを説明しています。[1] 本記事は、2026年10月16日に確認した公式のトップページ(料金・機能・FAQ)、ヘルプ、利用規約、プライバシーポリシー、情報セキュリティ基本方針に基づきます。日本語の会議で精度を測った記事ではありません。料金や条件は変わるため、契約の前に公式で最新の表示を確かめてください。

料金は3つ。違いは時間と支払い方法、そして一部の機能

公式の料金欄には「すべての機能を、どのプランでもご利用いただけます」とあります。[1] 違うのは、月に収録できる時間と、支払い方法です。ところが、機能の一覧の下に小さく「共同編集・チーム機能・再要約機能は、お試しプランにはご利用いただけません」という注記があります。[1] 見出しの文言と注記が食い違っているため、お試しで複数人の共同編集を試すことはできない、と読んでおくほうが安全です。

  • お試しプラン: 1,380円(税抜。税込1,518円)、月3時間、クレジットカード払い[1]
  • Enterprise P-10: 5,800円(税抜。税込6,380円)、月10時間、請求書/銀行振込[1]
  • Enterprise P-100: 47,000円(税抜。税込51,700円)、月100時間、請求書/銀行振込[1]

超過の単価は、プランで違います。お試しは1分22円(税込)、Enterpriseの2つは1時間880円(税込)です。[1] 20時間・30時間・60時間などのプランは問い合わせ扱いになっています。[1] 半年以上の契約には割引があり、料金欄には「半年払い5%OFF」「年払い15%OFF」の切り替えが出ています。[1] 割引の対象はEnterpriseの説明に書かれているため、お試しプランは月契約のみと読めます。

税込の数字から、1時間あたりの単価を出すとこうなります。

  • お試し: 1,518円 ÷ 3時間 = 506円
  • P-10: 6,380円 ÷ 10時間 = 638円
  • P-100: 51,700円 ÷ 100時間 = 517円

一番小さい枠が最安に近く、10時間の枠のほうが割高です。その代わり、10時間の枠は超過が1時間880円と安く、使いすぎても傷が浅くなります。

月何時間から、10時間の枠が得になるか

公式の数字だけで、お試しプランのまま超過を払い続けた場合と、P-10に変えた場合を比べてみます。

  • 週1回、1時間の会議(月4〜5時間): お試しなら1,518円 + 超過2時間分2,640円 = 4,158円(月5時間の場合)。P-10は6,380円
  • 月6時間41分: お試しで6,380円に並ぶ(1,518円 + 3時間41分の超過4,862円)。ここから先はP-10のほうが安い

つまり、月に6時間41分あたりが分かれ目です。ただし、P-10はサービス申込書を出して請求書払いにする経路で、アカウントの追加には1つあたり1,500円(税抜)の初期費用が別にかかります。[1] 契約時間はアカウントのあいだで共有されます。[1] 実際の判断では、人数と、支払いの手間も入れて考えてください。

なお、含まれる時間の数え方は、利用規約に書かれています。議事録の画面でホストが収録を始めてから終えるまでの時間を足し合わせたもので、法人が契約している場合は、契約下のすべてのホストの収録時間が合算されます。[2] 会議の予定時間ではなく、収録ボタンが動いていた時間です。誰かが収録を止め忘れると、そのぶんも数えられると考えたほうが安全です。

7日間のトライアルは、申込の入口で条件が違います

トップページのボタンには「無料トライアルへ(クレジットカード登録なし)」と書かれています。[1] ところが、申込の流れの欄を読むと、直接申し込む場合はクレジットカードの登録があり、7日間の無料トライアルになります。[1] デモ・導入相談を経由して申込書を出す場合は、同じ7日間で、カードの登録はありません。[1] 登録フォームにも「7日間無料体験(クレジットカード登録あり)」と出ています。[1]

ボタンの表記だけを見てカード不要と思い込むと、食い違いが起きそうです。カードを入れたくないなら、申込書を出す経路を選ぶことになります。トライアルの7日間で収録できる時間の上限は、確認したページに書かれていませんでした。申し込む前に、問い合わせ窓口で聞いておくと安心です。

申込書は、ヘルプのページでExcelをダウンロードできます。[4] 使い方は、PDFのユーザーマニュアルにまとまっているとのことです。[4]

会議への入れ方と、取り込める形式

公式の機能説明では、ZoomとGoogle Meet、Microsoft Teamsの会議にAI議事録取れる君を招待して、参加者の発話を記録します。カレンダーのスケジュールと連携させれば、自動で入る設定もできます。[1] Teamsは、一般法人向けのMicrosoft 365が対象で、家庭向けや無料のTeamsは使えません。[1]

オンライン会議以外では、ICレコーダーなどの録音データをアップロードして、対面の会議の議事録にできます。音声と動画のどちらも取り込めて、話者識別にも対応しています。[1] スマートフォンやタブレットでは、ブラウザから使えます。[1] 動作するブラウザは、最新版のGoogle Chrome、Microsoft Edge、Safariなどです。[1]

出力は、ワード、CSV、マークダウンの3形式から選べます。[1] 議事録はURLで共有でき、アクセス制御の設定があります。記録が終わると、参加者にメールで届く機能もあります。[1]

ファイルの取り込みについて、1ファイルの大きさや時間の上限は、確認したページに書かれていませんでした。1回の会議あたりの最大収録時間は、利用規約によるとプランごとに決まっていますが、その数字は公開されている範囲に見当たりません。[2] 長い録音を扱う予定なら、他のツールの上限と見比べる意味でも、先に聞いておきたい項目です。上限の見比べは、録音ファイルを後からAI議事録にするときのアップロード上限にまとめています。

日本語の記載は、探した範囲では見つかりませんでした

公式のトップページは日本語で書かれ、運営会社も日本の会社です。ところが、確認したトップページとFAQには「日本語」の文言そのものが出てきませんでした。書かれているのは、90以上の国と地域の発話を、主要な16言語に翻訳できるという説明です。[1]

日本の会社が日本語の画面で出しているサービスなので、日本語の文字起こしに対応していないとは考えにくいです。ただ、文字起こしの対応言語の一覧は見つからず、日本語の精度や対応を数字で示した記載もありません。精度のFAQは「利用環境により精度は変動しますが、実務でそのまま使える精度を実現しています」という説明にとどまります。[1] 実務で使えるかは、自分の会議の録音で試すしかありません。

精度を上げる機能として、公式は2つを挙げています。1つは、誤変換や不要な言葉を直すAI補正です。「修正工数が最大95%削減」という数字が出ていますが、注記は従来の手作業比較だけです。[1] もう1つは、専門用語や固有名詞を登録する単語登録です。[1] 辞書に何を登録すべきかは、AI議事録の固有名詞を辞書登録で直す方法に例があります。

データの扱いは、FAQと利用規約を並べて読む

FAQには、次の説明があります。

  • データは暗号化された環境で管理され、第三者に提供されない[1]
  • お客様のデータがAIの学習に利用されることはない[1]
  • 権限管理で利用ユーザーを制限できる。データはアカウント単位で管理される[1]

トップページのセキュリティ欄には、データのAI学習なし、データと通信の暗号化、多要素認証、監査ログ、IPアドレス制限、シングルサインオン、ISO27001の認証取得が並んでいます。[1] ただ、どの範囲で、どの機関から取った認証なのかは、確認したページに書かれていません。情報セキュリティ基本方針のページは、組織としての方針を述べた短い文書で、認証には触れていません。[5] 取引先にセキュリティの確認書を出す立場なら、認証の範囲を問い合わせて、書面で受け取るのが確実です。

利用規約も読んでみました。主な点は次のとおりです。

  • 必要な範囲を超えて、ユーザーの事前の書面かメールでの承諾なしに、ユーザーデータを複製、編集、解析することはしない。ユーザーが要請すれば、データを速やかに削除する[2]
  • 契約期間中、サポートや連絡、バージョンアップ、品質向上、統計データとしての利用のために、本データを使える。契約が終われば、事前の承諾なしにはその目的で使えない[2]
  • プランごとの「録音保存限度」を超えると、古い議事録から自動的に削除される。バックアップはユーザーの責任[2]

FAQの「AI学習なし」と、規約の「品質向上のための利用」がどう両立するのかは、文面だけでは分かりません。両者は矛盾しているとは言えませんが、重なって見える部分があります。導入を検討するときは、「会議の音声や文字起こしを、モデルの学習に使うことはないか」を、書面で確認してください。

もう一つ、見落としやすいのが保存限度です。プランごとに決まっているはずの録音保存限度の数字は、確認したページにありませんでした。[2] 古い順に消えるため、半年前の議事録を後から見返すような運用なら、数字を先に聞いておく必要があります。社内の保存ルールを決める材料は、AI議事録の保存期間をどう決めるかに書いています。

プライバシーポリシーには、サービスの提供に必要な範囲で、情報をドイツ(EEA)とアメリカ合衆国(APEC CBPR参加国)に委託することがある、と書かれています。[3] 音声データや文字起こしのテキストも、取得する情報に含まれます。[3] 海外に処理を出すことが社内ルールで制限されている会社は、委託先の範囲を確かめてください。

会議の参加者への扱いも、規約にあります。ゲストユーザーは、招待に応じて会議に参加し、サービスにアクセスして使い始めた時点で、規約に同意したものとみなされます。[2] 一方で、録音されることを参加者に知らせる手順は、確認した範囲のページにはありません。冒頭の告知は、使う側で決めておく必要があります。録音アナウンスの例文が使えます。

良い点

ここが強い

  • 料金欄では、お試しプランの注記を除き、機能はプランで分かれない。主な違いは時間と支払い方法[1]
  • ZoomとGoogle Meet、Teamsに加え、録音ファイルの取り込みにも対応している[1]
  • 単語登録とAI補正で、専門用語や誤変換に手を入れられる[1]
  • Enterpriseは、請求書払いで、契約時間をアカウント間で共有できる[1]
  • 国内の会社が運営し、電話は平日9:00〜18:00、メールは365日24時間で問い合わせを受け付ける[1]

確認したい点

ここは確認を

  • お試しプランの超過は1時間1,320円で、基本料金の単価の2.6倍[1]
  • お試しプランでは、共同編集・チーム・再要約が使えない[1]
  • 「クレジットカード登録なし」のボタンと、申込の流れの説明が食い違う[1]
  • トライアル7日間の収録時間の上限が、確認したページに書かれていない[1]
  • 「日本語」の対応が、確認した範囲では明記されておらず、精度の数字もない[1]
  • 1回の会議の最大収録時間と、録音保存限度の数字が公開されていない[2]
  • ISO27001の認証の範囲が不明。FAQの「AI学習なし」と規約の「品質向上のための利用」の関係も、文面だけでは読み切れない[1][2]
  • 情報の委託先にドイツとアメリカが含まれる[3]

向いている人

  • 週に数回、決まった人数の会議を、日本語のまま議事録にしたいチーム
  • 請求書払いで、契約を会社で一本にまとめたい人
  • 月のおおまかな収録時間を、先に見積もれる人

逆に、月に数時間以内の個人利用で、カードで気軽に払いたい人は、お試しプランの3時間が窮屈になりやすいです。ボットなしで手元の録音をまとめたいなら、Tactiqのような別の方式も選べます。ほかの選択肢との見比べは、AI議事録ツール5選の比較で確認できます。

試すなら、10分の録音を1本

7日間のトライアルを無駄にしないために、本番の前に次の順で確かめてください。

  1. 申し込む前に、トライアルの収録時間の上限と、日本語の対応を問い合わせる
  2. 録音することを、先に参加者へ伝える
  3. 自分たちの会議から、10分ほどの録音を1本だけ取り込む(ファイル取込)
  4. 金額、日付、社名、人名が正しく残っているかを見る
  5. 単語登録に、社内用語を5つほど入れて、同じ録音をもう一度流して差を見る
  6. AI要約が、決定事項と担当を拾えているかを見る
  7. 画面に出る残りの収録時間が、録音の前後でどれだけ減ったかを見る

観点は、AI議事録ツールのトライアル評価シートに合わせると、他のツールと並べやすくなります。

選び方の分かれ目は、月の収録時間です。6時間41分を境に、お試しプランと10時間の枠の損得が入れ替わります。まず自分の会議が月に何時間あるかを数えてください。

Sources

[1] https://gijirokukun.com/ — AI議事録取れる君(料金・機能・セキュリティ・FAQ) [2] https://gijirokukun.com/terms/ — AI議事録取れる君 利用規約 [3] https://gijirokukun.com/privacy/ — ALMプライバシーポリシー [4] https://gijirokukun.com/help — AI議事録取れる君 ヘルプ(使い方・各種申込書) [5] https://gijirokukun.com/security/ — 情報セキュリティ基本方針

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