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AutoMemoレビュー:専用端末とブラウザで対面もWeb会議も残せるか

AutoMemoレビュー:専用端末とブラウザで対面もWeb会議も残せるか
目次

会議室にノートPCを広げにくい商談や、窓口でスマホを置きにくい応対では、会議ボット(会議へ自動参加する記録用プログラム)前提のAI議事録が使いづらいことがあります。録音だけ手元の端末で済ませ、あとからブラウザで直したい現場は少なくありません。

AutoMemo(オートメモ)は、ソースネクストが提供する文字起こしAIです。ブラウザ、スマホアプリ、専用ボイスレコーダーで録音し、クラウド(インターネット上のサーバー)でテキスト化と要約、検索、共有まで扱います。[1][8]

本記事は2026年9月21日に確認したAutoMemo公式サイト、料金ページ、使い方ガイド、利用規約、ソースネクストのプライバシーポリシーに基づきます。料金、無料枠、対応環境は変わるため、契約前に本文の公式リンクから最新条件をご確認ください。同じ音声で実測した精度比較ではありません。

AutoMemoでできること

入口はブラウザ版です。Google、Microsoft、Appleのいずれかのアカウントでログインし、録音、ファイルアップロード、編集、要約、共有を一つの画面で進めます。[5][8][10]

ブラウザ / アプリ / 専用端末で録音、または音声・動画をアップロード
              ↓
クラウドで文字起こし(目安は録音時間の3分の1)
              ↓
話者のブロック分け、要約、ToDo、全文検索
              ↓
閲覧用リンク、.txt、kintone(業務アプリ作成サービス)、クラウドフォルダへ渡す

対面はPCのマイク、ZoomやTeamsなどのWeb会議はブラウザから直接録音できます。[1] 外出先はスマホアプリか、オートメモ R / S の専用端末です。専用端末はWi-Fi接続時にクラウドへ送り、同じアカウントならブラウザ側で編集できます。[1][6]

公式FAQは、1時間の録音なら20分程度で文字起こしが終わると案内しています。音声とテキストは容量無制限でクラウドに保存でき、保存期間の上限も設けていない、としています。[1] 話者の自動識別とブロック分けはクラウド上だけで、端末単体では分離できません。[1]

良い点

ここが強い

  • お試しプランでも毎月1時間まで文字起こしでき、録音と再生は無料と案内されている[2][13]
  • プレミアムは税込1,480円/月(初月無料)または14,800円/年で、月30時間まで文字起こしできる[2][11]
  • 要約はすべてのプランで追加料金なし。1ファイル1回まで、回数自体は無制限[2][12]
  • 専用端末があり、PCやスマホを出しにくい対面にも端末を置ける[6]
  • 法人のシェアプランはアカウント数上限なしで、時間だけを分け合える[3][4]
  • ソースネクストはISO 27001(情報セキュリティ管理の国際規格・ISMS)の認証取得を掲げている[3]

専用端末を前提にしない運用でも、ブラウザだけで始められます。席課金(ユーザー1人ごとの課金)ではなく文字起こし時間で測る点は、YOMELのID数無制限プランと並べて見ると分かりやすいです。画面キャプチャまで残したい資料会議なら、torunoのほうが入口は明確です。

公式はOpenAIのWhisper(音声認識のAIモデル)を採用し、日本語向けに自社でチューニングしていると書いています。自社検証(2023年8月、会議室約40dB、端末から約50cm、5名のうち2名はスピーカー越し)で正解率98.9%と案内していますが、条件付きの自社調べです。話し方や周囲音で変わる前提で、契約前に自社音声で測ってください。[7]

料金と時間の切れ目

料金の単位は「席」ではなく「文字起こし時間」です。お試しの切れ目は月1時間と、データの閲覧期間7日です。プレミアムと対象製品の購入者は閲覧が無制限になります。[2]

区分 公式が案内する範囲 確認したい切れ目
お試し 文字起こし1時間/月、要約は無制限(1ファイル1回)、閲覧7日 月1時間を超えると有料プランかチャージが必要。閲覧も7日
プレミアム 1,480円/月(税込・初月無料)または14,800円/年、文字起こし30時間/月、閲覧無制限 30時間は購入開始日から1か月。超過分はチャージ
チャージ 10時間1,980円、50時間9,900円(税込)、有効180日 お試し中はチャージ購入不可と使い方ガイドにある
ビジネス シングル100時間 / シェア500時間 / シェア1,000時間。シリアル登録から1年 シェアは人数無制限。データは自動共有されない

プレミアムの30時間は、FAQどおり購入した開始日から1か月です。[14] ブラウザ版は文字起こし残時間の範囲でしか録音できず、残時間が尽きると録音が止まり、そこまでの分だけテキスト化されます。専用端末は録音そのものに時間制限はありませんが、残時間を超えたファイルは文字起こしされず、音声だけクラウドに残ります。[10]

ビジネスのシェアは、共通のシリアル(利用を有効にする登録番号)1つを複数アカウントで使い、時間だけを分け合う形です。データはアカウントごとに保存され、必要なときだけ閲覧用URLで渡します。[4] 支払いは請求書か、法人名必須のクレジットカードです。[3]

日本語会議と端末で確認したいこと

UIは日本語です。一方で、一度の録音に載せられる言語は一つです。開始時に言語を決め、日英が混ざる会議は対象外とFAQにあります。[1][6]

ここは確認を

  • ブラウザ版のWeb会議録音はMacでは使えない。推奨環境はWindowsのChrome / Edge、MacのChrome / Safariで、スマートフォンのブラウザは対象外[5]
  • 1録音1言語。混在する会議は別ファイルに分ける必要がある[1]
  • お試しの閲覧期間は7日。プレミアムへ上げる前に消える[2]
  • 文字起こし残時間を超えるアップロードは失敗し、テキスト化されない[10]
  • 98.9%は2023年8月の自社検証。現場の固有名詞や雑音では別の数字になる[7]
  • プライバシーポリシーは、個人情報の保管先としてアメリカ合衆国とシンガポール共和国を挙げている[9]

MacでZoomやMeetを録りたい場合、ブラウザ版だけでは足りません。専用端末をオーディオケーブルでつなぐ方法は案内がありますが、PCは録音専用になり音が出なくなるため、会話用の別端末が必要です。[6] ボットなしのデスクトップ録音を主にするなら、GranolaやZoom My Notesの条件も並べてください。

固有名詞、否定表現、金額を含む30分程度の会議で、共有できる状態へ直すまでの時間を測ります。評価項目を固定するなら、トライアル評価シートの6項目と重ねられます。

同意と見え方

利用規約は、音声認識の完全なテキスト化を保証せず、収録後に内容を確認して編集する前提です。[10] 専用端末の画面は「相手に取られていることを意識させにくい」と製品ページにあります。[6] 見えにくいことと、隠して録ってよいことは別です。開始前に目的、共有先、停止方法を声に出してください。案内の型は録音アナウンスの例文を流用できます。

共有は閲覧用リンクです。相手は再生とテキスト確認ができ、編集権限は付きません。[5] データを消すとクラウド側も消え、メールで送ったダウンロードURLも無効になります。[1]

セキュリティで確認できること

法人ページは、情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の国際規格ISO 27001の認証取得を掲げています。対象はパソコン・スマートフォンソフトウェアおよびハードウェア製品の開発、自社EC、サポート業務です。[3]

公式FAQは、ソースネクストおよび音声認識エンジン・クラウドの提供元が、送信された音声やテキストを閲覧・利用しない、と書いています。転送はHTTPSです。[1] 利用規約も、音声認識のパートナー企業は音声・テキストを閲覧その他利用しない、としています。[10]

ソースネクストのプライバシーポリシーは、外部クラウド経由で取得したユーザーデータを、一般的なAIまたは機械学習モデルの開発・学習・改善に使わない、と明記しています。必要になった場合は事前の明示同意を取る、とも書いています。[9] 一方で個人情報の保管先として米国とシンガポールを挙げており、日本リージョン(国内のデータセンター地域)専用の案内ではありません。[9]

契約終了後、アカウントに紐づく音声・テキストはサーバーから削除できる、と規約にあります。バックアップは利用者の責任です。[10] 認証名だけで導入を決めず、国外保管でよいか、閲覧リンクの運用、退職者データの消し方まで管理者と照合してください。

向いているチーム

  • 対面の商談、窓口、現場ヒアリングを、会議ボットなしで残したい人
  • 日本語UIで、ブラウザと専用端末を同じアカウントでつなぎたい個人や少人数
  • 席課金より、月30時間や年100時間のチャージで費用を見たい組織
  • kintoneやSharePoint / Google Drive / OneDrive(いずれもファイル共有・保存サービス)へ文字起こしを渡したい運用[3][5]

反対に、MacだけでWeb会議をボットなし録音したい人、1本の会議で日英を同時に分けたい運用、保存先を日本に固定したい規程、会議ツールの権限のまま残したいチームには向きません。会議基盤側の機能から見るなら、会議ツール内蔵AI議事録の比較が先です。書き言葉への整形を最優先するなら、Rimo Voiceとの比較も残してください。

試すなら、1時間と7日の切れ目まで含めて測る

機密性の低い社内会議を1本選び、記録ボタンを押す前に目的と共有先を伝えてください。お試しは月1時間、閲覧は7日です。[2][13]

  1. 入口まで:Windowsブラウザか、Macならアプリ/専用端末か。Web会議録音が通るか
  2. 言語まで:開始時の言語が会議と一致しているか。混在しないか
  3. 確認まで:話者名、決定事項、担当、期限、数字を文字起こしへ戻すまで
  4. 上限まで:1時間で切れないか、7日以内にプレミアムへ上げるか、書き出せるか

ビジネスの無料体験は法人ページから申し込めます。[3] 評価項目を固定するなら、トライアル評価シートの6項目と重ねられます。

まとめ

AutoMemoは、ブラウザと専用端末を同じアカウントでつなぎ、対面からWeb会議まで文字起こしと要約を残したい人向けのサービスです。費用の単位は席ではなく文字起こし時間で、お試しは月1時間、プレミアムは月30時間です。

判断の分かれ目は、MacのWeb会議録音が要るか、1録音1言語で足りるか、閲覧7日と国外保管を規程が許すかです。まずはお試しで会議1本を「開始、確認、共有」まで通し、時間と閲覧の不足が見えた時点でプレミアムかビジネスのシェアを比較するのが堅実です。

Sources

[1] https://automemo.com — 文字起こしAI AutoMemo(オートメモ) [2] https://automemo.com/pricing-plans — 料金プラン|文字起こしAI AutoMemo [3] https://automemo.com/business — 法人のお客様へ|AutoMemo [4] https://automemo.com/business/pricing-plans — プランの詳細とご購入|AutoMemo [5] https://automemo.com/automemo_home/howto — 使い方ガイド|AutoMemoブラウザ版 [6] https://automemo.com/device — 文字起こしAIボイスレコーダー オートメモ R / S [7] https://automemo.com/accuracy — 高精度のヒミツ|AutoMemo [8] https://home.automemo.com — AutoMemo ログイン [9] https://www.sourcenext.com/privacy/policy — プライバシーポリシー|ソースネクスト [10] https://www.sourcenext.com/permission/170 — AutoMemoご利用規約 [11] https://sourcenext.co.jp/pressrelease_html/JS/2025/2025051601 — AutoMemo料金プラン改定(2025-05-16) [12] https://automemo.com/pricing-plans/info — プランリニューアル|AutoMemo [13] https://support.sourcenext.com/fa/support/web/knowledge19625.html — お試しプランでも文字起こしは使える|FAQ [14] https://support.sourcenext.com/fa/support/web/knowledge19187.html — 月30時間の有効期間|FAQ

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