本サイトにはプロモーション(広告)が含まれています

会議ツール内蔵のAI議事録5選を比較:Zoom・Teams・Meet・Slack・ChatGPT

会議ツール内蔵のAI議事録5選を比較:Zoom・Teams・Meet・Slack・ChatGPT
目次

専用の議事録ボット(会議へ自動参加する記録用プログラム)を会議に入れる前に、いま使っている会議ツール側で要約まで済むなら、そのほうが運用は軽いです。別サービスを増やす判断は、内蔵機能の上限を見てからでも遅くありません。

この記事では、Zoom My Notes、Microsoft Teamsのインテリジェント要約、Google Meetの自動メモ生成、Slackハドル(Slack内の音声会話)のAIノート、ChatGPT Recordを、用途・利用条件・共有範囲で比較します。各機能の詳細は個別レビューに任せ、ここでは「どれを先に試すか」を決める材料を置きます。

比較の前提

  • 情報確認日:2026年9月16日。各社の公式ヘルプと料金・機能案内を参照しています。
  • 同じ音声で実測した精度ランキングではありません。文字起こしや要約の優劣は付けていません。
  • 料金はプラン、請求通貨、管理者設定で変わります。本文の公式リンクで最新条件を確認してください。

まず用途から候補を選ぶ

機能向く場面見落としやすい制限
Zoom My Notes Zoom中心、またはTeams・Meetが混在し、ボットなしで記録したい Basicの無料枠は月3回。本格利用はWorkplaceプランか単体ライセンスが必要
Teams インテリジェント要約 Teams会議の録画・文字起こしを組織の権限のまま残したい Teams PremiumまたはCopilot(MicrosoftのAIアシスタント)が別途必要。文字起こしと録画のポリシー次第で要約が薄くなる
Google Meet 自動メモ生成 メモをGoogleドキュメントとカレンダーへ直結したい 主催者のWorkspaceエディション(Google Workspaceの契約プラン)が対象外だと使えない。共有先の範囲も要確認
Slack ハドルノート 短い社内相談を、開いたチャンネル(Slackの話題別の会話場所)のまま要点へ変えたい 有料プラン前提。ゲストや社外参加者がいると共有範囲が広がりやすい
ChatGPT Record 議事録のあと、メールや計画まで同じChatGPTで進めたい macOSアプリと有料ワークスペース(契約単位)が前提。日本語品質は実測が必要

会議ツールが一つに揃っているチームは、その内蔵機能から試すのが無駄が少ないです。Zoom / Meet / Teams ごとの入口は専用ツール5選比較の会議アプリ別セクションにまとめています。複数の会議サービスを併用している場合は、Zoom My Notesのように他社会議へボットなしで入れる機能か、専用ツールの比較記事もあわせて見てください。

利用条件を横に並べる

月額の安さだけで並べないでください。 下表は、公式が案内する対象プランと記録の置き場所です。円建ての席単価(ユーザー1人あたりの料金)は料金画面で確認する前提にしています。

機能対象の目安記録の行き先
Zoom My Notes Basicは月3回まで。有料Workplace(Zoomの有料プラン)、または年払い換算で1ユーザーあたり8.33ドルからの単体ライセンス Zoom HubのMy Notes。Canvas(Zoom内の共有ドキュメント)やChatへ共有できる
Teams インテリジェント要約 Teamsライセンスに加え、Teams PremiumまたはMicrosoft Copilot 会議の要約タブ。録画はOneDrive / SharePoint(いずれもMicrosoftのファイル保存先)、AIノートは参加者のExchange(Microsoftのメール管理サーバー)
Google Meet 自動メモ生成 Business Standard / Plus、Enterprise Standard / Plus、Frontline Plus、またはGoogle AI Pro / Ultra 主催者ドライブのGoogle Meetフォルダ内のドキュメント。カレンダー予定にも添付
Slack ハドルノート Pro、Business+、Enterprise+。ゲストは対象外 ハドルを開いたチャンネルまたはDM(1対1のダイレクトメッセージ)のCanvas(Slack内の共有ドキュメント)
ChatGPT Record Plus、Pro、Business、Enterprise、Edu。macOSデスクトップアプリのみ 会話内のCanvas。音声は文字起こし後に削除

Zoomの公式料金ページでは、Workplace Basicに限られたMy Notesが含まれ、AIノートは月3回、会議要約も主催会議月3回までと案内されています。[2] 本格運用は有料Workplaceに含まれる形か、単体ライセンスになります。有料Workplaceは公式比較で1ユーザーあたり月14.16ドルから、単体は年払い換算で月8.33ドルからと記載されています。[1][2]

Google Meetの自動メモ生成は、対象となるWorkspaceエディションまたはGoogle AIプランが必要です。[6] 公式の機能比較では、Meetの自動メモ生成はBusiness Standard・Business Plus、Enterprise Standard・Enterprise Plus、Frontline Plus、個人向けではGoogle AI ProとUltraに載っています。[7] Business Starterだけでは足りない前提で、主催者のエディションを先に確認してください。

Zoom My Notes:会議が分散しているときの起点

My Notesは、Zoom会議だけでなく、対面、モバイル、Microsoft TeamsやGoogle Meetなど他社の会議でもメモを取れます。会議ボットを参加者として追加しない点が売りです。[1]

会議後には文字起こしから要約、要点、次のアクションを作り、Workflow(Zoomの自動化機能)でお礼メールやタスク作成につなげられます。[1] 文字起こし中はZoom会議内に表示が出ます。クライアントは6.7.5以上が案内されています。[1]

Zoomは、顧客の音声、映像、チャット、画面共有などのコミュニケーション内容を、自社および第三者のAIモデルの学習に使わないと説明しています。[1] ただしBasicでは回数が限られ、地域や業種によっては提供されない場合もあるため、管理画面でボタンが出るかを確認してください。[1][2]

日本語会議では、公式比較がMy Notesの対応言語を9言語、会議要約を30言語超としていることまでが確認できます。[1] 固有名詞の精度は、実際の会議音声で測る必要があります。詳しい操作感はZoom My Notesのレビューを参照してください。

Teamsインテリジェント要約:権限と録画をセットで見る

インテリジェント要約は、会議後の要約タブからAI会議メモ、推奨タスク、名前の言及、話者、チャプターなどに進めます。[3] 使うにはTeamsを含むサブスクリプションに加え、Teams PremiumまたはMicrosoft Copilotが必要です。文字起こしは必須で、録画を許可しないと話者・トピック・チャプターなしの要約になります。[3]

公式サポートは、AIノートを「5分以上続き、英語で文字起こしされたイベント」向けと説明しています。言語によって形式が異なるとも注記されています。[4] 日本語会議で英語と同じノート品質を前提にするのは避け、自組織のテナント(組織の契約環境)で実物を見てください。個別の機能解説はTeamsインテリジェント要約のレビューにまとめています。

アクセスできるのは、組織内でそのイベントに招待された人です。招待されていない人や組織外の人は、録画リンクやTeams Premiumがあってもインテリジェント要約へ入れないと案内されています。[4] 顧客データはAIモデルの学習やテストに使われず、AIノートと推奨タスクはAzure上の専用GPTサービスで処理されると説明されています。[5]

Google Meet自動メモ生成:ドキュメントへ落とす強み

自動メモ生成は、会議メモをGoogleドキュメントへ作り、チームと共有する機能です。遅れて参加した人向けの「ここまでの要約」や、主催者へのハイライトメールもあります。[6] 対応言語に日本語が含まれます。ただし一度に1言語だけで、複数言語が混ざる会議には対応していません。[6]

対象時間は15分から8時間です。[6] 共有先は「すべての招待済みゲスト」「組織内の招待済みゲスト」「主催者と共同主催者のみ」から選べます。ここでいう招待済みゲストは、実際の出席者ではなくカレンダー招待に含まれる人です。[6] 「出席者だけ」と説明しながら欠席者へ自動共有される設定になっていないか、開始前に照合してください。

メモは主催者ドライブのGoogle Meetフォルダへ保存され、カレンダー予定にも添付されます。[6] 画面共有が10秒以上続くと、スクリーンショットがメモに入る設定が既定でオンになる場合があります。[6] Google自身、要約が不完全・不正確になる、または生成されない場合があると書いています。[6] 運用の細部はGoogle Meet「メモを取る」レビューを参照してください。

Slackハドルノート:短い社内会話の記録

ハドルのAIノートは、リアルタイムの会話とハドルスレッド(そのハドルに紐づく返信欄)のメッセージから要点とアクション項目をCanvasへまとめます。終了後、ハドルを開いたチャンネルまたはDMのスレッドへ共有されます。[8]

開始・停止・キャンセルはハドル内の誰でも操作でき、そのたびに全員へ通知されます。[8] 閲覧できるのはハドル参加者だけではなく、開催元のチャンネルやDMにいる人です。文字起こしはCanvas内に埋め込まれ、検索結果には出ません。[8]

外部の人やゲストを含むハドルでは使えません。[8] 機能表ではHuddle notesはPro、Business+、Enterprise+に含まれます。[9] 社外会議まで一つの仕組みにしたい場合は主力にしにくいです。ハドル運用の注意点はSlackハドルAI議事録レビューに書いています。

ChatGPT Record:要約の先の成果物まで進める

ChatGPT Recordは、会議、ブレインストーミング、音声メモを録音し、文字起こしと要約をCanvasとして残します。そのノートからメール、計画、コードの下書きなどへ変換できます。[10]

対象はPlus、Pro、Business、Enterprise、Eduのワークスペースで、現時点ではmacOSデスクトップアプリのみです。[10] 1回の録音上限は4時間(240分)で、超えると自動停止して非公開Canvasとして上がります。提供開始時点では追加料金なしと案内されていますが、上限と料金は変更され得ます。[10]

英語で最もよく動き、ほかの言語の精度は改善中で変動すると公式ヘルプは説明しています。[10] 音声は文字起こし後に削除され、音声自体は学習に使われません。一方、PlusやProで「Improve the model for everyone」が有効だと、文字起こしとCanvasが学習に使われる可能性があります。Business、Enterprise、Eduの業務データは標準で学習対象外です。EnterpriseとEduではRecordが初期無効です。[10]

Windows中心のチームや、会議へ自動参加するボットが必要な運用には合いません。変換まで含めた試し方はChatGPT Recordレビューを参照してください。

導入前に揃えておきたい確認項目

内蔵機能でも、録音同意と共有範囲の説明は省けません。冒頭で何を伝えるかは録音アナウンスの例文に分けてまとめています。

  • どのプランが必要か:Meetは主催者のエディション、TeamsはPremiumまたはCopilot、Slackは有料プラン、RecordはmacOSと有料ワークスペースが前提です。[3][6][7][8][10]
  • 誰が読めるか:Slackはチャンネル全員、Meetはカレンダー招待者、Teamsは招待された組織内ユーザー、ZoomとChatGPTは共有操作次第です。[4][6][8]
  • 止められるか:Meetは組織内参加者が停止できる場合があり、Slackはハドル内の誰でも停止・削除できます。[6][8]
  • 日本語で足りるか:Meetは日本語対応を明記し、TeamsのAIノートは英語イベント向けの注記があり、Recordは英語が最もよく動くと案内しています。[4][6][10]
  • 要約を信じすぎないか:MeetもChatGPTも、出力に誤りがあり得ると公式が書いています。[6][10]

同じ会議で2つまで試す

候補は最初から5つ並べず、いまの会議基盤から2つにします。機密性の低い30分の定例を1本選び、開始から共有までを通してください。

  1. 開始:参加者へ目的と共有先を伝え、画面上の記録中表示を確認する
  2. 照合:決定事項、担当者、期限、金額を文字起こしへ戻す
  3. 共有:説明した相手だけが開けるかを、別アカウントで見る
  4. 次の作業:お礼メールやタスクが、同じ場所から出せるかを測る

評価項目を固定したい場合は、トライアル評価シートの6項目を流用できます。専用ツールが必要になったときだけ、NottaやRimo Voiceなどの5選比較へ進んでください。

まとめ

会議ツール内蔵のAI議事録は、ボットを増やさずに「いつも開いている場所」へ記録を戻す選択です。Zoom My Notesは会議サービスが混在するとき、Teamsは権限付きの会議基盤、Meetはドキュメント共有、Slackは短い社内ハドル、ChatGPT Recordは要約後の文書作成に寄ります。

先に決めるのは精度の印象ではなく、利用条件、日本語の実測、誰が読めるかです。来週の定例1本で、いま使っているツールの内蔵機能を最後まで通し、足りない点だけを専用ツールの検討材料にしてください。

Sources

[1] https://www.zoom.com/en/products/ai-assistant/features/ai-note-taking — Meet My Notes: Your new AI note taker | Zoom [2] https://zoom.us/pricing/my-notes — My Notes Pricing - Zoom [3] https://learn.microsoft.com/ja-jp/microsoftteams/intelligent-recap-calls-meetings — Teams の通話、会議、イベントのためのインテリジェント要約 [4] https://support.microsoft.com/ja-jp/office/recap-in-microsoft-teams-c2e3a0fe-504f-4b2c-bf85-504938f110ef — Microsoft Teams の要約 [5] https://learn.microsoft.com/ja-jp/microsoftteams/privacy/intelligent-recap — Teams Premiumのインテリジェントな要約のためのデータ、プライバシー、およびセキュリティ [6] https://support.google.com/meet/answer/14754931?hl=ja — Google Meet の「自動メモ生成」 [7] https://support.google.com/docs/answer/13952129?hl=ja — Google Workspace with Gemini を使ってみる [8] https://slack.com/help/articles/31377193680019-Use-AI-to-take-huddle-notes-in-Slack — Use AI to take huddle notes in Slack [9] https://slack.com/help/articles/25076892548883-Guide-to-AI-features-in-Slack — Guide to AI features in Slack [10] https://help.openai.com/en/articles/11487532-chatgpt-record — ChatGPT Record | OpenAI Help Center

この記事をシェア