本サイトにはプロモーション(広告)が含まれています

AI議事録ツールのトライアル評価シート:同じ会議で比べる6つの項目

AI議事録ツールのトライアル評価シート:同じ会議で比べる6つの項目
目次

AI議事録ツールを試すとき、デモ画面の印象だけで選ぶと判断を誤りやすくなります。候補ごとに別の会議を使うのではなく、同じ音声と同じ採点表で比べることが大切です。ここでは、社内トライアルを1週間で終えるための評価方法をまとめます。

まず比較用の会議を3本用意する

きれいに録音できた短い会議だけでは、実運用で困る場面が見えません。次の3種類を、参加者の同意を得たうえで用意します。

  • 2〜3人で進める30分程度の定例会議
  • 固有名詞や数字が多い案件会議
  • 発言の重なりや周囲の雑音がある会議

音声認識の精度は、録音品質や利用場面によって変わります。Google Cloudの公式資料も、用途を代表する音声を使い、人が作った正解文と比較する方法を案内しています。[1]

候補ツールには同じ3本を入力し、辞書登録などの調整条件もそろえます。片方だけを念入りに設定すると、公平な比較になりません。

評価する6項目

1. 文字起こしの正確さ

全文を一字ずつ数える前に、業務上の重要語へ印を付けます。人名、社名、製品名、金額、日付、数量が正しく残っているかを確認します。

精度を数値で比べたい場合は、正解文に対する挿入・削除・置換の誤りを数えるWER(単語誤り率)が使えます。WERは音声認識を比較する標準的な指標ですが、句読点や表記の読みやすさまでは表しません。[1][2]

2. 話者分離

誰が話したかの割り当てを確認します。特に、短い相づちの直後、発言が重なった箇所、オンライン参加者と会議室参加者が切り替わる箇所を見ると差が出やすくなります。

話者名を後から一括修正できるかも採点対象です。分離精度が同程度なら、修正操作の少ないツールの方が運用負荷を下げられます。

3. 要約とアクションアイテム(会議で決まった次の作業)

要約の文章が自然かどうかだけでなく、次の3点を確認します。

  • 決定事項が抜けていないか
  • 担当者と期限が正しく結び付いているか
  • 保留になった案を決定事項として書いていないか

会議に参加していない人が要約だけを読み、次の行動を説明できるか試すと、実用性を判断しやすくなります。

4. 修正にかかった時間

各ツールの出力を、社内で共有できる状態まで直す時間を計ります。文字起こしの誤りが少なくても、編集画面が使いにくければ作業時間は伸びます。

評価表には「修正箇所数」と「修正時間」を分けて記録します。導入後の削減効果を見積もるなら、精度の印象よりも修正時間の方が現場に近い指標です。

5. 共有と検索

議事録を普段の仕事へ戻すまでを試します。共有リンクの権限、PDFやテキストへの書き出し、SlackやNotionなどの業務ツールへの転記、過去の発言検索を一連の流れで確認します。

共有先が固定されているチームでは、連携機能の多さではなく「いつもの場所へ何操作で届けられるか」を数えます。

6. 管理と削除

管理者と一般利用者の権限を分けられるか、保存期間を設定できるか、音声と文字起こしを削除できるかを確認します。機密度の高い会議を対象外にするなど、社内ルールもトライアル中に決めておきます。

5段階で採点する

各項目を5点満点で採点し、合計点だけでなく重みを付けます。たとえば顧客との商談が多いチームなら「重要語の正確さ」と「共有権限」を2倍にします。社内定例が中心なら「要約」と「修正時間」を重くします。

評価項目 配点 確認するもの
文字起こし 5 固有名詞・数字・否定表現
話者分離 5 話者の割り当てと修正操作
要約 5 決定事項・担当・期限
修正時間 5 共有可能になるまでの分数
共有・検索 5 権限・出力・検索・連携
管理・削除 5 管理権限・保存・削除

Microsoftの音声認識評価でも、代表的な音声と人が作成した文字起こしを組み合わせ、同じデータでモデルを比較する手順が示されています。[2] ツール名を伏せて出力だけを評価すると、知名度や画面デザインによる先入観も減らせます。

まとめ

AI議事録ツールのトライアルでは、普段の会議を代表する同一音声を使い、文字起こしだけでなく修正から共有までを通して測ることが重要です。6項目のうち、自社で譲れない2項目に重みを付ければ、無料期間が終わる前に判断しやすくなります。

試す導線として、まずは Notta の無料枠で同じ会議音声を通してみてください。

公式サイトで無料枠を試す

比較の全体像はAI議事録ツール比較、Nottaの向き不向きはNottaレビューも参照してください。

Sources

[1] https://docs.cloud.google.com/speech-to-text/docs/v1/measure-accuracy — Measure and improve accuracy | Google Cloud [2] https://learn.microsoft.com/en-us/Azure/ai-services/speech-service/how-to-custom-speech-evaluate-data — Test accuracy of a custom speech model | Microsoft Learn

この記事をシェア