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Fellowレビュー:会議の記録からアクション管理まで一つにまとめられるか

Fellowレビュー:会議の記録からアクション管理まで一つにまとめられるか
目次

会議の要約が届いても、担当者と期限を別のタスク管理ツールへ移し、次回の会議で進捗を確認する作業は残ります。議事録が「読む記録」で止まると、会議後の手間は期待したほど減りません。

Fellowは、会議の録音、文字起こし、AI要約に加え、アクション項目の管理や外部ツールへの連携まで扱うAI議事録サービスです。Zoom、Microsoft Teams、Google Meet、対面会議に対応し、ボット(会議へ自動参加する記録用プログラム)を参加させる方法と、デスクトップアプリによるボットなしの記録方法を用意しています。[1]

本記事は2026年9月12日に確認したFellowの公式情報に基づきます。料金、対応言語、プランごとの機能は変わるため、契約前に本文の公式リンクから最新条件をご確認ください。

Fellowでできること

FellowのAI Note Takerを会議へ参加させると、録音、文字起こし、要約、アクション項目が会議ノートにまとまります。カレンダーと同期し、会議ごとに手動で記録するほか、定例会議へ自動参加させる設定も可能です。[4]

主な機能は次のとおりです。

  • Zoom、Microsoft Teams、Google Meetなどの会議を録音・文字起こしする[1][4]
  • デスクトップアプリでボットを参加させずに記録する[1]
  • 対面の会話を記録する[1]
  • 会議後にAI要約とアクション項目を生成する[1][4]
  • 録画・文字起こしをライブラリで検索する[4]
  • 会議ノートから担当者と期限を持つアクション項目を管理する[2]
  • CRM(顧客管理ツール)やプロジェクト管理ツールへ会議情報を連携する[1][2]

記録した内容を要約で終わらせず、次に行う仕事まで同じ場所で追える点が特徴です。定例会議の議事録とタスクが別々に管理され、次回の冒頭で確認に時間がかかるチームほど試す価値があります。

良い点

ここが強い

  • 会議ボットとボットなしの記録を、相手や会議の種類によって使い分けられる[1]
  • 要約からアクション項目を抽出し、担当者や期限を付けて追跡できる[2][4]
  • Google Meet、Zoom、Microsoft Teamsをまたいで記録場所をそろえられる[2][4]
  • 日本語を含む100言語の自動判定と文字起こしに対応している[3]
  • Businessでは組織共通の会議テンプレートやCRM連携を利用できる[2]

Fellowの価値は、文字起こしの本数よりも「会議で決まったことが、その後どう扱われるか」にあります。アクション項目を会議ノート内で完了にでき、プロジェクト管理やCRMへ連携できるため、議事録を読んでから手作業で転記する流れを減らせます。[1][2]

ただし、AIが抽出した担当者や期限をそのまま確定するのは危険です。要約とアクション項目を元の発言へ戻って確認し、会議の責任者が公開前に承認する運用が必要です。

料金と無料枠

公式料金ページにはFree、Team、Business、Enterpriseの4プランが掲載されています。表示額は1ユーザーあたりの米ドル価格です。[2]

プラン 年払い時の月額相当 AI記録・ノートの範囲
Free 0米ドル 1ユーザーにつき通算5回
Team 7米ドル 1ユーザーにつき月10回
Business 15米ドル 無制限
Enterprise 25米ドル 無制限、10ユーザーから

Teamの月払いは1ユーザーあたり月11米ドル、Businessは月23米ドルと案内されています。Enterpriseは年払いで、組織向けの記録権限、ドメイン管理(自社メールドメインのアカウントの管理)、ユーザー管理、文字起こしの墨消しなどが加わります。[2]

無料プランの「5回」は月ごとに戻る枠ではなく、1ユーザーあたり通算のAIノートと録画です。[2][4] 精度の確認だけで使い切らないよう、普段の業務を代表する会議を選び、記録から共有、アクション確認まで一連の流れを試したほうがよいでしょう。

日本円の請求額は為替や税の影響を受けます。契約時には年払い・月払いの違い、必要な席数(利用するユーザー数)、連携したい機能が対象プランに含まれるかを決済画面で確認してください。

対応言語で確認したいこと

Fellowの公式ヘルプは、自動言語判定と文字起こしが日本語を含む100言語に対応すると案内しています。[3] 多言語の拠点を持つ組織でも、同じサービスへ会議記録を集約しやすい範囲です。

一方、対応言語の数は、日本語の固有名詞や社内略語が正しく残ることを保証しません。製品名、人名、数字、否定表現を含む会議で試し、共有できる状態へ直すまでの時間を測ってください。会議中に複数言語が切り替わる場合も、実際の言語の組み合わせで確認する必要があります。

セキュリティと保存期間

Fellowは、保存時にAES-256(強度の高い暗号化方式)、通信時にTLS 1.2(通信内容を暗号化する方式)以上でデータを暗号化すると説明しています。また、AIモデルの学習に会議データを利用しない方針を掲げています。[1][5]

ボットが参加する記録では、会議の参加者としてNote Takerが表示され、録音開始を知らせるチャットメッセージが送られます。画面共有の内容も録画に含まれるため、音声だけでなく画面上の顧客情報や通知にも注意が必要です。[5]

Enterpriseでは、録画と文字起こしに個別の保存期間を設定し、会議終了後すぐに消すゼロデイ削除も選べます。[6] 設定は組織全体へ適用され、条件に達したデータは完全に削除されます。[6] 自動削除を使う場合は、保存すべき正式記録をどこへ移すか、誰が移行を確認するかまで決めてください。

ここは確認を

  • Freeの録画・AIノートは1ユーザーにつき通算5回で、継続利用には足りにくい[2][4]
  • Teamは月10回までで、会議が多い人はBusinessとの費用差を確認する必要がある[2]
  • ボット方式ではNote Takerが会議へ参加し、画面共有も録画対象になる[5]
  • 自動削除などの高度な管理機能はEnterprise向けである[2][6]
  • AI要約の決定事項、担当者、期限、数字は元の文字起こしと録画へ戻って確認する

向いているチーム

  • 会議の要約後に、担当者や期限を手作業で転記しているチーム
  • Zoom、Google Meet、Microsoft Teamsが混在している組織
  • 会議相手に応じて、ボットあり・なしの記録方法を選びたいチーム
  • 議事録の形式を組織でそろえ、CRMやプロジェクト管理へつなげたい部門
  • 保存期間、記録権限、アクセス範囲を組織で管理したい企業

反対に、月に数本の会議を要約するだけで、既存のTeamsやGoogle Meet内で共有まで完了しているなら、新しいサービスを増やす効果は小さくなります。Fellowを選ぶ理由は、文字起こし単体ではなく、会議前のノート、会議後の要約、アクション管理を一つの流れにできる点にあります。

トライアルで測りたい4つの時間

無料枠を使うなら、機密性の低い定例会議を選び、次の時間を記録します。

  1. 記録開始まで:会議に合う記録方法を選び、参加者へ説明して開始するまで
  2. 確認まで:要約から決定事項、担当者、期限を確認し、元の発言へ戻るまで
  3. タスク化まで:アクション項目の担当者と期限を整え、必要な場所へ連携するまで
  4. 共有まで:不要な画面や発言を確認し、適切な相手だけへ共有するまで

文字起こしの正確さだけでなく、会議終了から次の仕事が動き出すまでの総時間を測ると、導入効果を判断しやすくなります。5回の無料枠では、同じ種類の会議だけでなく、社内定例、顧客との打ち合わせ、複数人が話す会議など条件を変えてください。

まとめ

Fellowは、会議の記録と要約を作るだけでなく、アクション項目を管理し、外部の業務ツールへつなげたいチーム向けのAI議事録サービスです。ボットあり・なしを選べるため、社内会議と社外会議で記録方法を変えたい場合にも候補になります。

導入前には、必要な会議数がTeamの月10回に収まるか、Businessの無制限枠と組織テンプレートが必要か、保存期間の管理にEnterpriseが必要かを切り分けてください。無料枠では、要約の見栄えよりも、決定事項が確認され、担当者の次の行動につながるまでの時間を見るのが堅実です。

Sources

[1] https://fellow.ai — Fellow official [2] https://fellow.ai/pricing — Pricing | Fellow.ai [3] https://help.fellow.ai/en/articles/8514401-supported-languages-for-ai-note-taker — Supported Languages for AI Note Taker [4] https://help.fellow.ai/en/articles/8589106-meet-the-fellow-ai-note-taker — Meet the Fellow AI Note Taker [5] https://help.fellow.ai/en/articles/8137902-fellow-note-taker-security-privacy — Fellow Note Taker Security & Privacy [6] https://help.fellow.ai/en/articles/8525750-meeting-recording-auto-deletion — Meeting Recording Auto-Deletion

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